長南町にお住まいのM様よりミラジーノのご入庫です。前回、車検整備&パワーウィンドウ不良の修理などをさせて頂いたお客様です。
前回ご入庫の際に若干のオイル漏れを発見していました。ポタポタと垂れるほどではないですが、結構滲んできています。
場所によっては滲み程度であれば様子を見るという選択もありますが、今回原因が疑われる場所は、タイミングベルトにオイルが付いてしまうリスクがありました。後述しますがこれは非常にマズイ事態です!悪化してしまう前に修理が必要です。
しかし、場所が悪く、そのオイル漏れを修理するためにはタイミングベルトを外さなくてはアクセスできない場所からのオイル漏れです。
走行距離が8万キロ弱でまだまだ乗り続けるとの事でしたので、「この際悪い所を直し、タイミングベルト&ウォーターポンプも替えてしまおう!」ということになりました。
一度に大きな出費を避けるため、車検から少し期間を開けての修理となりました。緊急を要する状態でなければこういった事情も考慮するのも大切な事です!
いつもご相談ありがとうございます。
今回も当店の取引部品商に手配をお願いしました。
交換するパーツは…
・タイミングベルト
・テンショナーベアリング
・ウォーターポンプ
・カムシャフトオイルシール
・クランクシャフトオイルシール
・補器類ベルト3本
の計8点の部品を交換していきます。
写真ではすでにタイミングベルトが露出していますが、通常はカバーが付いておりベルトの状態は目視確認できません。
メーカーでは走行10万キロごとの交換が推奨されていますが、今回のようにオイル漏れでベルトにオイルが付着してしまっている可能性のある場合は話が変わってきます。ゴム製のベルトはオイルとの相性が非常に悪く、オイルが付着してしまうと著しく強度が低下してしまいますので注意が必要です。
今回は早期発見だったため大事には至りませんでした。
走行中にタイミングベルトが切れてしまうと車種によってはエンジン本体に甚大なダメージを与えてしまい、エンジン載せ替えなどの高額修理となってしまうケースもあります。
やはり定期的な点検で異常を早期発見することが大切です。我々の体と同じですね!
作業の方は特にトラブルもなく、必要部品を交換、オイル漏れ箇所周辺の清掃をし、冷却水を補充後にエア抜きをして無事終了です。
エア抜きの際も診断機で水温をモニタリングしながら行います。水温の上がり方など異常がないかチェックします。
サーモスタットに異常があるとここで分かります。数値をモニタリングすることで小さな異常も早期発見が可能です。
今回はここでも問題なくすべての作業が完了となります。
今回の費用詳細
部品代 :22,230円
作業工賃 :34,400円
値引き:-2,085円
消費税:5,455円
合計 : 60,000円
貴重な個体となりつつあるミラジーノです。後継モデルもありますがこの「700系がいい‼」という方が沢山います。
700系の最終モデルでも20年近く前の車になるので日々のメンテナンスが大切になってきます。
ただ基本設計は良く出来ており比較的壊れにくいお車です。大切に乗りたいオーナー様をこれからもサポートさせていただけたら私も嬉しいです!
ご用命ありがとうございます。またいつでもご相談ください。
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